皆さまこんにちは
コユキまいです。

前回
医療現場のお話が出たので
少し
現在の日本の医療の
現状について
お話しておこうと思います。

まずは外来編です。

今の
日本の医療の問題点は
いくら患者さんと喋っても
精神科の先生以外は
1円にもならないことです。

外来の時に
先生が
あまりしゃべりたがらない
理由の一つはこれです。

ちなみに、
診療の基本料は
初診が2820円(窓口850円/3割負担)
再診が720円(窓口220円/3割負担)
です。
1分で終わっても
1時間話しても
同じ料金です。

再診の患者さんに
ひとり10分喋ったとして
1時間に4200円ですね。
外来って、
先生だけじゃなくて
看護師さんと事務スタッフ
助手さんなど
数人いるわけで
全員時給1000円としても
5人いれば
5000円かかります。
絶対赤字ですよね(笑)

というわけで、
患者さんにとっては
医療費が高くなるのは
デメリットになりますが

病院にとって
利益にならないことは
医師がしようとしても
なかなか
させてもらえないんですね。

実際に現場で
外来で長々と喋っていると
誰かに怒られる
わけではないのですが
外来が終わりません。

外来で診ることのできる
患者数が減ると
当然ですが収益が下がります。
収益の低下については
病院幹部からは結構言われます。
その圧力に耐えながら
ゆっくり患者さんを診るというのは
様々なストレスに晒されるので
やっぱり難しい、となります。

でね、
悪いことばっかり書いたけど
いいことももちろんたくさんあって

全国の
保険診療をしている施設は
どこにかかってもいいし、
医療費も同じ。

海外は
国民皆保険は同じでも
受診できる病院が
制限されていることが
多いですね。
専門病院に直接かかるとか
できないことが多い。

日本も最近は
大病院に初診でかかると
別にいくらか
払うことになっているけど
それでも払えば
診てもらえますからね。

ということで
日本の保険制度を
うまく利用するコツは

「いい先生を見つけること」

これは、
自分にとっていい先生、です。
有名な先生が
いい先生とは限りませんからね。

あなたにも
「いい先生」が
見つかりますように。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

コユキまい

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